30代会社員
2015年3月訪問
名古屋には出張でよく行くので、そのついでに名古屋城も見てきました。
名古屋城は天下普請、まぁ今でいうところの公共事業ですね。基本的に、お城は大名が自分で築城するものですが、名古屋城はまだまだ幼い徳川家康の息子のために、多くの大名が自腹で築城させられる事になったんです。
西国大名の経済力を削ぐためとも言われていますけど、だからか、石垣を見ると大名の経済格差が現れているんですよ。立派な石垣を用意出来た大名もいれば、小さい石しか用意出来なかった大名もいたり。その違いを見るのも良いですね。
天守閣は再建になるので、中は博物館。こちらはバリアフリーも意識されているので、車椅子の方でも楽しめますよ。このお城は江戸時代の前半の物ですけど、まだ豊臣秀頼がいる頃のお城。でも、こういった巨大なお城が作られる事で、人々に「豊臣の世じゃないんだよ」って事をアピールしたのかもしれないですね。
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